今回はいつもとは少し異なり、歴史という観点からサッカーについて紹介していきます。この記事で紹介するのは、スパイクの歴史。普段はなんてことなく履いているスパイクですが、僕たちの足を守ってくれる大事なシューズですよね。

では、これまでどのようにスパイクが発展してきたのかを振り返っていきましょう。

スパイクの誕生からこれまで

歴史上最初のスパイクは、1526年にイングランド王ヘンリー8世のために作られたとされています。1891年以前は、サッカー選手が履く靴はフラットではなくてはならず、凹凸を作ることは禁止されていました。しかし、その後の改正により小さなスタッドやバーが使用されるようになり、現在のものに似たスパイクが誕生するようになったのです。

そして、1950年代になって、アディダス社がゴムやプラスチック製のスタッドを交換できるスパイクを発表しました。これにより、天候やピッチの状態に応じて、異なるスタッドを取り付けることができるようになりました。また、スパイクの軽量化も同時に進められました。

さらに、より保護性の高いスパイクが販売されるようになり、全世界に広まっていきます。

スパイクの色は最初は黒一色でした。しかし最近では、新しい素材や技術、ファッションや消費者アイテムとしてのスパイク人気により、いろいろな色のスパイクが誕生するようになりました。

ブーツの歴史年表

1800年代

この期間中、サッカーはイングランドで人気を集めていました。しかし、多くの人は主に作業ブーツサッカーをプレイしており、スパイクは浸透していませんでした。

ただし、当時履かれていたブーツは、金属鋲やスタッドをブーツの底に入れていたので、グリップは十分あり、滑るということもありませんでした。ただ、非常に重いというのが大きなデメリットでした。

1900年から1940年

1900年から1940年までの期間は戦争があったため、スパイクの形は変わらりませんでした。しかし、ValsportやGolaなどがこの期間に人気を博しました。

1940-1960年代

1940-1960年代には、第二次世界大戦が終わり、スパイクのデザインが大きく変わりました。そして、軽量化と柔軟性に重点が当てられ、保護のみを目的としたスパイクを作るのではなく、軽量で機敏な動きができ、より良いキックができるスパイクを作るようになります。

この時代の終わりには、これまで以上に軽量化されたスパイクが登場し、トップ部分を低くすることで、より柔軟性のあるスパイクが誕生しました。

1970年代

ブーツはさらに軽量化され、70年代にはカラーも導入されます。そして、カラフルなスパイクが誕生するようになりました。

1980年代

1980年代は、ゲームのモダンクラシックが誕生した時代で、コパ・ムンディアルやプーマ・キングが人気を博しました。

また、快適性とパフォーマンスの両方を考慮してデザインされたレザー素材のスパイクが人気を集めます。

1990年代以降

90年代半ばには、世界で最も有名なスパイク「プレデター」がアディダスから販売されます。この時期は、色やサイズ、形ではなく、スパイクの底に使われているスタッドに違いが見られ始めます。ソールは、より柔軟性があり、サッカー選手がより動きやすいようにデザインされました。

2000年代に入ると、レーザー技術が導入され、初めてスパイクを完全にカスタマイズできるようになりました。