誰もが知っているサッカーボールともいえるのがジャブラニ。僕は正直ジャブラニについてよく知らなかったのですが、調べてみるとサッカー界において非常に有名で高く評価されてるサッカーボールだということがわかりました。

そこでこの記事では、みなさんにジャブラニがどのようなサッカーボールなのかを紹介します。

ジャブラニ(JABULANI)とは

ジャブラニとはかの有名なアディダス社が販売してサッカーボールです。2010 FIFAワールドカップ(W杯)・Jリーグにおける公式試合球に指定されたことから注目を集めるようなりました。また、2010年のJリーグやドイツ・ブンデスリーガ2009-10(シーズン後半のみ)、同年の東アジアサッカー選手権の公式試合球としても使用されました。

そんなジャブラニは、ワールドカップ開催国である南アフリカ共和国の公用語のひとつ・ズールー語で「祝う」「祝杯」を意味します。そのため、イベントごとには最適なサッカーボールだということでしょう。

ジャブラニは製造過程でかなりこだわられているのが特徴。まず、天候に左右されないキックの安定性を得るためにジャブラニの表面皮革パネル数を14枚から6枚減らました。そして、トライポッド型のパネル4枚、トライアングル型のパネル4枚を組み合わて、計8枚としたのです。これにより、かつてない安定さを手に入れることができたのです。

また、ジャブラニの皮革には特殊なデザインが施されているのが特徴。

表面上には雨などで濡れた際に滑りやすくなるのを防ぐために、凹凸が施されています。そのため、天候が崩れた日であっても、通常通りにプレイすることができます。また、凹凸を加えたことで「無回転シュート」のボール変化は通常より大きくなるという変化もありました。

このようにジャブラニはそれまでのサッカーボールとは異なるデザインを採用してことで、従来のサッカーボールが抱えていた問題を解決することができたのです。

ジャブラニのデザイン

Shawn Smith from Astoria, NY, USA, CC BY 2.0 https://creativecommons.org/licenses/by/2.0, via Wikimedia Commons

ジャブラニの表面には、11色を使用したデザインが施されています。この「11」という数字には以下の3つの意味があります。

1.11番目のワールドカップ公式球

2.南アフリカの公用語の数

3.サッカーの1チームあたりのプレイヤー数

サッカーボールのデザインにこのようなたくさんの意味があるなんて、非常に面白いですよね!このようなデザインからも、ジャブラニがかなりこだわって作られたことがよくわかります。

ジャブラニの欠点とは?

画期的なサッカーボールとして知られているジャブラニですが、実際に利用した人からは、ネガティブな評価もありました。

例えば、日本代表選手の田中マルクス闘莉王は「このボールは問題だ。どの方向に飛んでいくのか予測できない。ディフェンダーにとっては対処が難しく、最後の1秒までボールから目を離すことができない」とコメントしています。

また、ブラジルの ルイス・ファビアーノは以下のようにコメント。

「とても奇妙だ。突然、自分の上で軌道を変えてしまう。まるで蹴られたくないような感じだ。信じられないことに、誰かが誘導しているようなのです。蹴ろうとすると、邪魔にならないように動いてくれるんです。超自然現象だと思います、とても悪いことです。」

このように、プロのサッカー選手からジャブラニは使いにくい、という内容のコメントが多くあるのです。ジャブラニは確かに画期的なサッカーボールかもしれません。しかし、プレイヤーのポジション、プレイスタイル、スキルによっては使いにくさを感じることもあるようです。